農業ひとすじ40年。自信をもって紹介します。本当の野菜。

本物の野菜って何?

本物の野菜とは、植物栄養素の多い野菜です。
科学的に言うと、硝酸塩濃度が低く抗酸化力が高いということ。

霜田さんの野菜の特徴

例えば、シモタファームのほうれん草は「生」でもおいしく食べられます。

スーパーで買うほうれん草のほとんどは、「エグミ」が強く生では食べにくい物がほとんどです。
このエグミは、硝酸塩が高い野菜ほど強くなります。
そして、硝酸塩が高い野菜は食物栄養素が少なく、抗酸化力の低い野菜といえます。

一方、シモタファームのほうれん草はほとんど「エグミ」を感じません。
これは、硝酸塩濃度が低く、食物栄養素が高いことのなによりの証拠なのです。


抗酸化・抗酸化能とは?

近年、生活習慣病やその予備軍は、増加の一途を辿る傾向にある。それは生体内での活性酸素の過剰発生が関連しているといわれている。ガンや心臓疾患、脳血管障害などの生活習慣病や老化につながる原因物質である活性酸素の消去が、その予防に 有効であるとした報告が蓄積しつつある。
この活性酸素の発生を抑制・除去する能力、すなわち抗酸化力を抗酸化能と呼びます。 ほうれん草に含まれるチロシンやにんじん、かぼちゃのカロチノイド、なすのアントシアニンなどの植物栄養素は抗酸化物質のひとつで、この数値が高いほど、抗酸化力が強いと判断することができます。
(参考:山梨県工業技術センター 研究報告 No.22)

硝酸塩とは?

硝酸塩とは、土壌を含む自然界に広く分布しています。植物は、窒素を硝酸塩やアンモニウム塩の形で根から吸収し、これと炭水化物からアミノ酸や タンパク質を合成します。吸収される硝酸塩などの量が多すぎたり、日光が十分に当たらなかったりすると、吸収された硝酸塩などがアミノ酸、タンパク質に合成されないで、 植物体中に貯まると言われています。硝酸塩は、通常摂取する程度では、それ自体は特に人体に有害なものではありません。
しかし、ヒトの体内で還元され亜硝酸塩に変化すると、メトヘモグロビン血症や発ガン性物質であるニトロソ化合物の生成に関与するおそれがあると いうことが一部で指摘されています。EUは、1997年1月にレタス及びほうれん草に含まれる硝酸塩の基準値を定めました。 (出展:農林水産省 野菜中の硝酸塩に関する情報)